労災事故に遭った際、
「労災を使っているから、もう補償は終わり」
と思っている方は少なくありません。
しかし、
労災保険と会社への損害賠償請求は別です。
労災保険とは?
労災保険は、労働者を保護するための公的制度です。
例えば、
- 治療費
- 休業補償
- 後遺障害補償
- 遺族補償
などが支給されます。
もっとも、労災保険は、
あくまで「最低限の補償」という側面があります。
損害賠償請求とは?
一方で、
- 安全対策不足
- 長時間労働
- 危険作業の放置
- 足場や重機の安全管理不足
など、会社側に問題がある場合には、
会社へ損害賠償請求
ができる可能性があります。
損害賠償で請求できるもの
会社に対する請求では、
- 慰謝料
- 逸失利益
- 将来介護費
- 通院交通費
- 付添費用
などが問題になります。
これは、労災保険だけでは十分に補償されない部分です。
建設業では特に重要です
建設業では、
- 墜落・転落事故
- 重機事故
- 熱中症事故
- 足場事故
など重大事故が多く、
会社の安全配慮義務違反が問題になるケースも少なくありません。
「労災を使ったから終わり」ではありません
労災事故では、
- 事故直後の対応
- 証拠保全
- 後遺障害認定
によって、結果が大きく変わることがあります。
会社から
「労災を使っているから十分」
と言われても、
別途請求できるケースがあります。
早めに専門家へ相談することが重要です。
